制限事項

サーバー動作環境設定

ポートレット表示オプションの利用には、httpsでのアクセスが必須となります。
ワークフローシステムを非SSL環境でご利用の場合は、SSL環境の設定を実施し、httpsでアクセスしてください。
SSL環境の設定については、[逆引きマニュアル]をご参照ください。

ユーザー情報

ユーザー情報の同期

ポートレット表示オプションにはログインID、パスワードを含むユーザー情報の同期更新機能は含まれません。
ワークフローシステムのログインID、パスワードがポータルサイト/グループウェアと同期されている、もしくは個別に保持されている必要があります。

パスワードの文字制限

ポートレット表示オプションでは、一部の記号をユーザーのパスワードとして使用できません。
使用できない記号をパスワードに設定されますと、ワークフローポートレットが正しく表示されない場合があります。
以下の記号をパスワードに設定なさらないようご注意ください。

使用できない記号は下表のとおりです。

No 特殊文字 名称
1 " ダブルクォーテーション
2 \ 円マーク

表以外の文字でも、ワークフローシステムおよび利用するポータルサイト/グループウェアで使用が制限されている文字に関しては使用できません。
詳細は各製品のマニュアル等を参照ください。

SAML認証利用時の制限

Cookieの設定

サードパーティーCookieを許可していない場合、SAML認証でのログインが利用できないことがあります。
その場合、ブラウザーの設定でサードパーティCookieを許可してください。

セキュリティ設定

SAML認証を利用する場合は、ワークフローポートレットを設定するポータルサイト/グループウェアでもSAML認証が利用され、ポータルサイト/グループウェアを表示した時点でIDプロバイダーへ認証済みであることが前提となります。
また、上記を満たした状態でも、ご利用のIDプロバイダーやブラウザーのセキュリティにより、以下のようなメッセージが表示される場合があります。

saml_limitation

注釈

Google ChromeやFirefoxでは、上記メッセージではなく空白状態で表示されます。

こちらはSAML認証で利用しているIDプロバイダーやブラウザー側の制限となりますため、ワークフローポートレット側で回避することはできません。

オープン統合認証 ver.2利用時の制限

オープン統合認証 ver.2を利用する場合は、埋め込み元となるポータルサイト/グループウェアも、httpsでのアクセスが必須となります。